岩沼の河原の「ばか」が付いてた。
「ばか」とは地域によって
「くっつきむし」や「くっつきぼんぼん」と
呼ばれていたりするらしいが
くっつく草や種の事。
他にももっと呼び名があるのだと思う。
「ばか」は私の服にくっつき、300キロも旅をして
東京の私の家にやって来た。
同系色のモコモコした服にまぎれていて
全然気づかなかった。
「ばか」の子孫繁栄力、ど根性はすごい。
「ばか」をずっと付けていても気づかない、
私の様にぼ-----っとした人間や、
犬、猫などにひっついて、種を運んでもらい、落ちた所が運良く
土や光がある所であれば、そこで、新しい命を誕生させる。
万に一の確率に賭け、こうやって日本中を旅しているんだね。
(もしかして世界にまで)
自分の服に「ばか」を見つける度に
その生きようとする力、命を繋ごうとする力に感動する。
今日は
岩沼の「ばか」を東京で見つけてしまったので
あまりの感動にブログに写真までアップしてみた。
がんばった「ばか達」は
ゴミ箱ではなく、ベランダから、ふっと吹いて飛ばしてやった。
命、繋いで行けるかな。
それにしても
「ばか」
って呼び名、ひどすぎない?
(笑)
